節分「昔ながらの基本の恵方巻」レシピ

明日2月3日は「節分」ですね!

節分とは本来、季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のこと。「季節の分かれ目」のことを指します。

その中でも、旧暦で一年の始まりである春の節分(2月4日「立春」の前日)が最も重要視されることから、節分といえば一年の始まりの前日=大晦日である春の節分が有名になりました。

「節分」には、豆まきや柊いわしを飾って邪気を追い払ったりする伝統行事がありますが、現代では、恵方をむきながら「恵方巻き」を食べて福を呼び込むという風習も浸透してきています。

2023年の恵方は「南南東のやや南」ということです。

恵方を向きながらしゃべらずに1本恵方巻を食べるとご利益があるとされていますが、「行事を楽しむ」ことが大切なので、切り分けてみんなでおいしく食べてもOK!

恵方巻には7種の具材

恵方巻きには、7種類の具材を入れるのが一般的です。

これは、縁起が良いとされる「七福神」に由来していて、7種の具材を巻くことには、七福神の「福を巻き込む」、食べることには「幸運を取り込む」、といった意味が込められているのですね。

基本の具材は、穴子やうなぎのかば焼き、海老、厚焼き玉子、きゅうり、桜でんぶ、しいたけ、かんぴょうです。

そこで今回は、昔ながらの基本の恵方巻をご紹介します。

材料 (2本分)

【海老】・・・6尾

【あなご蒲焼】・・・1尾

【きゅうり】・・・1/2本

【桜でんぶ】・・・20g

 【しいたけ・かんぴょう煮】 

 干ししいたけ・・・4個 

 かんぴょう(乾燥)・・・10g 

 干ししいたけの戻し汁・・・200ml 

 しょうゆ・・・大さじ3 

 みりん・・・大さじ2 

 オリゴ糖(または砂糖)・・・大さじ1

【厚焼き卵】 

 卵・・・3個 

 みりん・・・小さじ1/2 

 オリゴ糖(または砂糖)・・・小さじ1/2 

 塩・・・小さじ1/4

【焼き海苔】・・・2枚

 【酢めし】 

 温かいごはん・・・400g 

 穀物酢・・・大さじ2 

 オリゴ糖(または砂糖)・・・大さじ1 

 塩・・・小さじ1/4

作り方

  1. 【海老】海老ははらわたを取る。鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々(分量外)と海老を入れて、色が変わるまで茹で、水気を切る。
  2. 【あなご蒲焼】あなごは縦に4当分に切る。【きゅうり】縦半分に切る。【桜でんぶ】袋から分量を取り出しておく。
  3. 【干ししいたけ】干ししいたけはたっぷりな水で戻し、柔らかくなったら水気を切り、軸を取って細切りにする。
  4. 【かんぴょう】かんぴょうはたっぷりの水で3分ほど戻し水気を切り、塩少々(分量外)をふってもみ、水で洗って水気を切る。
  5. 鍋にしいたけの戻し汁と調味料、しいたけとかんぴょうを入れて中火で熱し、煮汁がほぼなくなるまで煮詰める。
  6. 【厚焼き卵】ボウルに卵と調味料を入れてよく混ぜ、卵焼き器に油を引いて(分量外)卵半量ずつ入れて焼いて巻き、縦4本に切る。
  7. 【酢めし】ボウルに温かいごはんを入れて、調味料を混ぜ合わせたものをまわしかけて素早く混ぜ合わせる。
  8. 【海苔に酢めしをのせる】巻き簀に海苔をのせ、その上に酢めしをのせ、上3センチ程残して均等に薄く伸ばし広げる。
  9. 【具材をのせる】中央より下側に具材をのせていく。
  10. 【巻く】指で具材を押さえながら巻き簀ごと巻き、最後まで巻いたら、巻き終わりを下に上からぎゅっと押さえて形を整える。
  11. もう一本巻く。
  12. 切り分けてもOK。お弁当にもおすすめです。

コツ・ポイント

最後の巻きを失敗しないようにするには、具材を半分から下にまとめること。上まで置いてしまうとはみ出てしまいます。最後にぎゅっと押さえて形を整えるのも大切です。
しいたけやかんぴょうなどは時間がかかりますが、あるとおいしく仕上がります。

レシピはクックパッド「corcorのキッチン」にも載せています。

https://cookpad.com/recipe/7436307

よかったら作ってみてください♪

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