簡単、美味しい、ヘルシー
ケフィア豆乳ヨーグルトは、ヘルシーな豆乳にこだわり、豆乳を発酵させて美味しく食べられるように開発された商品です。
一般的にケフィアやヨーグルトの種菌は、牛乳だけではなく、豆乳も発酵させることができます。しかし、『ケフィア豆乳ヨーグルト』は豆乳を美味しく発酵させるために作られているため、食べ比べて頂ければ、その美味しさに違いがはっきり現れます。特許取得『豆乳ケフィア及びその製造方法』
豆乳がヘルシーなことは知っているけれど、青臭い風味が苦手で…という人も多いはず。そこで、美味しくて食べやすいヨーグルトになりました。 さらに、ご家庭で作る安心・安全なケフィア豆乳ヨーグルトは、赤ちゃんの離乳食にだって大活躍!
国内で生産されているケフィア種菌には、4 種類の乳酸菌と 3 種類の酵母が含まれています。牛乳を発酵させる通常のケフィアでは、これら 7 種類の菌で美味しく食べられます。
しかし豆乳を発酵させてみると、どうしても青臭さが出てしまったり、食感が良くなかったり。豆乳好きな方は美味しく感じるのですが、あまり豆乳が好きではないという方にもぜひ美味しく食べて欲しい!そんな想いで『ケフィア豆乳ヨーグルト』は開発されました。
研究開発の結果、通常のケフィアに、さらに 1 種類の乳酸菌をプラスすることで、味や食感が大きく改善。他のケフィアにはない美味しさのケフィア豆乳ヨーグルトとなりました。
ケフィア菌発酵後にどうしても残る豆乳の青臭さを抑えるために、オレンジ香料・レモン香料・ライム香料など果物由来の香料をわずかに配合しました。主なアレルギー物質などが入っていない食品衛生法で認められた安全な香料です。
ヘルシーな豆乳で作るケフィアをなるべく多くのお客様に美味しく召し上がっていただくために、微量の香料を使用しています。
ケフィア豆乳ヨーグルトは日本国内の工場で作られています。
大豆から作られる豆乳は、低カロリー高タンパクでとってもヘルシー。女性に嬉しい大豆イソフラボンだけでなく、コレステロールを減らす働きを持つ大豆タンパクを多く含み、鉄分も牛乳の 10 倍以上とたっぷり。
豆乳は豆腐の原料になる液体です。大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉すと豆乳ができます。
さらに豆乳を暖めて、にがりを加えると豆腐ができます。漉した残りはおからです。豆乳は、畑のお肉と呼ばれる大豆をぎゅっと搾ったヘルシーな飲み物なのです。
とってもヘルシーな豆乳ですが、豆腐を作る前の豆乳は独特な青臭さや渋みがあり、この味が苦手というひとも多いのです。スーパーで売られている豆乳は、豆乳メーカーの加工技術の向上や無菌包装技術の確立により、臭みや渋みを軽減しているため、豆乳好きなひとも次第に増えてきました。
大豆は貴重なタンパク質源として昔から利用されてきました。大豆の持っている栄養と機能をほぼそのまま活かすことのできる豆乳は、とってもヘルシーな飲みのもなのです。
ケフィアはロシア・コーカサス地方で伝統的に飲まれてきた発酵乳です。すぐれた健康効果から世界中で親しまれています。
ケフィアの種菌は『ケフィアグレイン』と呼ばれるポップコーンのような形の結合体となっています。ケフィランという多糖類の粘性物質に、複数の乳酸菌と酵母が絡まり、 さらに乳タンパクなどが包み込まれたものです。このケフィアグレインこそが、ケフィアとその他の発酵乳との大きな違いを生み出しています。
電子顕微鏡写真を見ると、真ん中あたりに見える大きな楕円形のものが酵母で、他にもウリの形やレモンのような形をした数種の酵母が見えます。周りに細かく見えるのが乳酸菌ですが、長桿菌や短桿菌の他、球菌などが確認でき、多くの種類の乳酸菌が存在することがわかります。ケフィアには4種類以上の乳酸菌と3種類以上の酵母が共生していることが確認されています。
ケフィアは、ヨーロッパ東部の黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈がそびえる、ロシア南西部コーカサス地方(グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン)で生まれた発酵乳です。
コーカサスの山岳民族は、水分補給のために古くから山羊や牛、羊の乳を皮袋に入れ飲んでいました。山で絞った牛やヤギの乳を皮袋に入れ、それを馬の背に乗せて帰る間に、乳が日光で温められながら撹拌され、夕方になり気温が下がると冷やされてケフィアが生まれたともいわれています。
伝統的な製法では、ミルクとケフィアグレインを入れた山羊皮の袋を出入り口付近に吊るしておきました。人々が出入りする度に袋に触れたり、ドアの開閉で揺れたりするため、乳とケフィアグレインが混ざり続け、撹拌されてうまく発酵しました。
一説には、紀元1世紀頃、予言者マホメットがイスラム教を布教する際に、ケフィアグレインを“霊品”としてコーカサス地方の人々に配りながら、ケフィアの製法を教えて回ったと伝えられています。そのため、イスラム教徒の間では、ケフィアグレインを「予言者の黍(きび)」と呼ぶ人も少なくありません。
このように、ケフィアはかなり古い時代からコーカサス地方の人々に伝統的に受け継がれてきたのです。
ケフィア発祥の地であるコーカサス地方は、パキスタンのフンザ地方、南米エクアドルのビルカバンバとともに「世界三大長寿地域」の一つとされています。
コーカサス地方では 100 歳以上になっても山岳地帯で元気に暮らしている老人が多く、そのコーカサス地方でケフィアが伝統的に食されてきたことから、 研究者らがケフィアの機能性に着目し始めました。すると、ケフィアには、複数の乳酸菌と酵母が共生発酵していることが分かり、大変珍しい発酵乳として注目されるようになったのです。
ケフィアグレインには多くの種類の菌が含まれています。含まれる菌の種類がヨーグルトとは大きく違います。ヨーグルトは、1 〜 3 種類の乳酸菌が含まれるもっとも一般的な発酵乳です。
『カスピ海ヨーグルト』は、2002 年に発売されたホームメイドヨーグルトで、現在はコンビニでも購入できるほど人気になりました。ケフィアと同じコーカサス地方で生まれ、ヨーロッパ東部の黒海とカスピ海に囲まれた場所ということで「カスピ海ヨーグルト」と日本で名付けられたようです。
カスピ海ヨーグルトは、クレモリス菌(乳酸菌)とアセトバクター菌(酢酸菌)の 2 種類で発酵します。クレモリス菌がカスピ海ヨーグルト特有のねっとりとした食感を生み出します。
ケフィアとカスピ海ヨーグルトは共に 20 °C ~ 30 °C で発酵するため、一般家庭での手作りが容易なのがメリットです。
ヨーグルト | ケフィア豆乳ヨーグルト | カスピ海ヨーグルト | |
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食品の種類 | 発酵乳 | 発酵乳 | 発酵乳 |
発酵様式 | 乳酸菌の単独発酵 | 乳酸菌と酵母の複合(共生)発酵 | 乳酸菌と酢酸菌で発酵 |
菌の種類 |
1 ~ 3 種類の乳酸菌
など |
4 種類以上の乳酸菌と 3 種類以上の酵母 乳酸菌
酵母
|
1 種類の乳酸菌と 1 種類の酢酸菌
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発酵温度 | 40 ~ 50 °C 発酵器が必要 | 20 ~ 35 °C 室温で発酵可能 | 20 ~ 35 °C 室温で発酵可能 |
食感 | カード(固まり)が固く重厚感がある | カードが柔らかくさらっとしている | カードがねっとりしていて重厚感がある |