よくある質問

簡単、美味しい、ヘルシー

よくある質問

A. 昔、大流行した『ヨーグルトきのこ』とケフィアは同じものです。ケフィアの種菌『ケフィアグレイン』の形状がきのこに似ていたため、『ヨーグルトきのこ』と呼ばれました。 当時の種菌は人から人へと受け継がれて作るものでした。家庭で簡単かつ衛生的に作れるように、菌をフリーズドライ化されました。1回1回使い切りのたね菌として販売されています。
A. ケフィアの種菌と『カスピ海ヨーグルト』の種菌はどちらも長寿で有名なコーカサス地方の種菌ですが、それぞれ菌の種類が異なります。カスピ海ヨーグルトにはクレモリス菌とアセトバクター菌の 2 種類の菌が含まれています。クレモリス菌により、カスピ海ヨーグルト特有のねっとりとした食感を生まれます。ケフィアには、より多種類の乳酸菌と酵母菌が含まれています。
A. スーパーの店頭でケフィアのパック販売を見かけない理由は、密閉されたパックだと破損する恐れがあるためです。酵母発酵も行うケフィアは、微量ですが炭酸ガスが発生して密閉容器が膨らんでしまうのです。ヨーロッパなどでは容器に小さな穴を開けて販売していることがありますが、日本では食品衛生法で容器の密閉が義務づけられているため、基本的に種菌での販売となります。(加熱処理などによって発酵を止めたものを販売しているケースはあります。)
A. ケフィアヨーグルト完成後、冷蔵庫で保管して1週間程度です。
A. たね菌は、冷蔵庫での保存をおすすめします。短期間の常温保存であれば特に問題はありませんが、長期に渡って高温多湿の環境下にあると菌の活性力が少しずつ低下していく場合があります。
A. 1日200ml~250ml召し上がることをおすすめしています。食べる時間帯はいつでもかまいません。
A. ケフィアヨーグルトの表面にある透明の液体は、豆乳から水分が分離したものです。
A. たね菌に含まれるカロリーはほんの僅かです。お使いになる豆乳のカロリーを基準に考えてください。
A. 夏場など室温が25℃以上となる場合、24時間の発酵では過発酵(発酵が進み過ぎて酸味が強くなったり、分離したりする)が起きる場合があります。その場合は20時間前後を目安に発酵時間を減らすなどして調整ください。冬季などの寒い時期に上手く作れない場合(仕上がりがゆるい等)、様子を見ながら2~3時間長めに保温してみてください。
A. 市販のヨーグルトよりも柔らかめに出来あがるのが、ケフィアの特徴のひとつです。ケフィアは、乳酸菌や酵母の力だけで固まっており、凝固剤や増粘剤などの添加物が一切加わっていないの柔らかい出来上がりの理由でもあります。ですから、ロシアではヨーグルトドリンクとして飲むのが一般的です。
A.ケフィア菌はヨーグルトより乳酸菌の種類も多く、酵母菌も含まれていて複合発酵します。牛乳を繰り返し追加しても乳酸菌、酵母が死なない限りはヨーグルトのようなものを作ることは可能です。しかし、菌のバランスが崩れて最初の仕上がりのような本物のケフィアと比較すると、状態、効果も変わります。菌の活性能力も下がりますし、雑菌が混入しやすい環境となるため、衛生面でもおすすめできません。
A. ヨーグルト同様に離乳食から食べさせても大丈夫です。初めは少量からあげてください。大人にも言えることですが、初めは食べると便が出やすくなるかもしれませんが、ケフィアは腸内環境を整えてくれるので、慣れてくると自然なお通じになってきます。発酵させる乳によっても体質や味が合う合わないなどあるので、いろいろ試してみてください。 牛乳アレルギーをお持ちのお子様には豆乳で発酵させる「豆乳ケフィア」がおすすめです。その際は、医師にご相談ください。
A.ケフィアは便秘にお悩みの方に効果があると言われています。続けていたら善玉菌が増え、腸内環境が改善されてお通じが良くなってくるという方が多いです。量の制限はありませんが、発酵させる乳の種類によってはコレステロールなどにご注意ください。初めは便がゆるくなったりすることもありますが、慣れてくると自然なお通じになってきます。
A.ケフィアに砂糖やはちみつ、ジャムなどを入れて食べやすくしても大丈夫です。これによってケフィアの中の菌が失われることはありません。
A.牛乳風呂や牛乳パックがあるように、ケフィアを肌に塗っても悪い影響はありません。たとえば、お風呂でケフィアを全身パックに使うと、翌朝、肌にハリがでてしっとりとした手触りになるそうです。ただ、塗った後は、そのまま長時間放置せず、適当な時間にしっかり洗い流すようにしてください。
A.夏場など、24時間一貫して発酵に必要な25℃を保つことができれば発酵器を使う必要はありません。ただし、冷房の影響がある環境下、また、朝晩の気温差が生じる場所では、発酵器をご使用頂く必要があります。また、室温が25℃以上の場合、24時間の発酵では過発酵(発酵が進み過ぎて酸味が強くなったり、分離したりする)が起きる場合があります。その場合は20時間前後を目安に発酵時間を減らすなどして調整ください。
A.ピンク色になるのには、二つの原因が考えられます。 一つのケースは、乳清(ホエー:ケフィアを作る時に固形物と分離されてできた水溶液)の色が原因でピンクになっている状態です。 乳清に含まれるたんぱく質成分が薄い黄色から橙色に色づくことがあり、ピンク色に見える場合もあります。万遍なくほんのりと薄いピンク色でしたら、乳清の色である可能性が高いため、気にせずお召し上がりいただけます。 もう一つのケースは、雑菌が繁殖してピンク色になっている状態です。例えば、漬物の菌が少し入り込んでしまったり、容器の洗浄・消毒が充分でない場合にもピンクに色づきます。この場合でも腐敗臭がしなければ特に問題はありませんが、気になる場合はピンク色の部分を取り除いてお召し上がり下さい。
A.下記の3つの原因が考えられます。
  1. 菌が減少、発酵力が弱っている場合
    ケフィア菌は高温多湿に弱い菌です。そのため、保管している場所の気温が高いと、ケフィア菌が減少し発酵させる力が弱くなり、固まり具合が弱くなったり、分離することがあるようです。通常は冷暗所に、夏場など気温が高い日が続く季節は、冷蔵庫で保管ください。
  2. 容器や器具の汚れ、開封済みの牛乳を使用するなど
    牛乳・豆乳・容器に雑菌が入り込むとケフィアが発酵しにくくなり、固まり具合が弱くなったり、分離することがあるようです。使用後、容器は隅々まできれいに洗ってください。また、牛乳・豆乳は出来る限り開封後すぐのものをお使いください。
  3. 気温と発酵時間の関係
    室内の気温が高すぎる場合、発酵時間を普段と同じ程度で設定しても過発酵してしまうことがございます。夏場など気温が高い日が続く季節は、発酵時間をいつもより短めに設定して作ってみてください。