簡単、美味しい、ヘルシー
ケフィア豆乳ヨーグルトは発酵食品です。温度と時間を管理して発酵を楽しみましょう。
発酵温度は 20 °C 〜 30 °C 、発酵時間は、10 〜 30 時間程度です。
ケフィア豆乳ヨーグルトの基本的な作り方はとても簡単です。
たったこれだけで、美味しいケフィア豆乳ヨーグルトができあがります。発酵後は冷蔵庫で 1 週間くらい保存できます。
開けたての豆乳パックは雑菌もなく、発酵にぴったり。多くの豆乳パックは注ぎ口の蓋が自由に開閉できるのも作りやすさのポイントです。
容器を用意せず、豆乳パックにそのまま種菌を入れて発酵させる方法です。暖かい時期など、室温が 25 ~ 30 °C で安定している場合はケフィア豆乳ヨーグルトの種菌と豆乳だけで簡単に作ることができます。
豆乳パックの注ぎ口を開け、ケフィア豆乳ヨーグルトの種菌を入れます。
注ぎ口を閉じ、10 回ほど上下左右に振って、種菌が豆乳に混ざるようにします。
室温で放置し、24 時間程発酵させます。
24時間後、パックの蓋を開けて固まり具合を確認してください。スプーンをケフィア中ほどまで入れて引き上げ、固まっているのを確認したら完成。冷蔵庫に入れて保存します。
タッパーなどの容器で発酵すると、食べるときに取り出しやすくて便利です。ただし、雑菌が入りやすいので、必ず熱湯消毒などをしてから発酵します。
容器に移して発酵させると、できあがったケフィア豆乳ヨーグルトをすくい易く、パックのまま作るよりも取り分けるのに便利です。
容器は、必ず消毒してから使ってください。熱湯消毒が簡単ですから、耐熱性のある容器がおすすめです。※雑菌が入っているとうまく発酵しなかったり、出来上がりが悪くなったりします。発酵により微量の炭酸ガスが発生しますので、密閉タイプのものは、軽めに蓋を閉め、ガスが抜けるようにしてください。
容器に少量の水を入れ、電子レンジで加熱し、煮沸消毒します。水が沸騰してから数十秒加熱できれば大丈夫です。例:1 リットルの容器の底に薄く水を張り、600Wで2〜3分程度加熱。
消毒した容器に豆乳と種菌を入れ、スプーンなどでしっかりかき交ぜます。
室温で放置し、24 時間程発酵させます。
24時間後、容器の蓋を開けて固まり具合を確認してください。スプーンで固まっているのを確認したら完成。冷蔵庫に入れて保存します。
ウォーマー(サポーター)はシンプルで値段が易いのが特徴です。容器やパックに巻きつけて加温する器具で、25 °C 程度に暖めることができます。豆乳パックをウォーマーの上に寝かせて使用することもできます。
豆乳パックに巻き付けて
キャップが付いているパックなら寝かせても OK
タッパーなどに巻き付けて
価格は高めですが、専用容器や専用蓋がついていて作りやすいです。温度の設定ができると、季節や天気による室温の変化にも対応し易く、安定してケフィア豆乳ヨーグルトを作ることができます。さらにその他の発酵食品も作ることができるので、塩麹、甘酒、納豆などの自家製発酵食品を作りたい方にもお勧めです。
底面が隠れる程度の水を入れ、ヨーグルトスプーンを入れ、内蓋をして、電子レンジで加熱し、殺菌消毒します。
容器を乾かした後で、種菌と豆乳を入れます。
よく混ぜます。
中蓋とねじ蓋をして、容器をヨーグルトメーカーに入れます。
温度と時間の設定をして、スイッチを入れます。
発酵が終了したら取り出して、容器ごと冷蔵庫に入れます。
気温の高い 7 ~ 9 月頃は、ケフィアが発酵しやすく、常温でも作り易い時期です。しかし、温度が上がりすぎると過発酵してしまい酸味が強くなったりケフィアが分離してしまうので、日陰や涼しい場所で発酵させてください。また、3日以上常温のままに放置した場合も、過発酵の状態になりやすいので、必ず3日以内で発酵はやめ、冷蔵庫に入れてください。
室温が 25 °C 以下になる時期は、発酵がゆっくりになります。20℃を下回ると、保温器を使用しない場合、2 日ほど放置しないとうまく固まりません。早く発酵させたい場合は、温度が高い場所に置くか、容器を温めて発酵する必要が出てきます。
お湯の入ったお鍋にケフィアを入れた容器かパックを入れ、30 分ほど置き、そのあとは常温で発酵させる。 注意:万が一、3 日( 72 時間)経っても固まらなかった場合、失敗したものと考えて、廃棄してください。